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響鬼三十三之巻「装甲う刃」 [仮面ライダー響鬼]

なんとなく思った事。

作品を丁寧に作ること。物語のテンポを重視すること。
この2つの相反する内容に関して、響鬼(29話くらいまで)が前者を新響鬼(30話以降)が後者を重視しているように思われます。

例として今週の後半から。

(イブキがマカモーが出現する可能性のあるところを探索する)>イブキがマカモーを発見する>威吹鬼ピンチ>
たちばなに連絡が入る>ヒビキ達が出動する>(ヒビキ達が移動する、その間威吹鬼は苦戦している)>現場にヒビキ達到着>響鬼がマカモーをやっつける

カッコ内は、以前は描かれていた部分。今回の話に関してはあくまでも予想です。
カッコ内を映像にしないことで、物語のテンポが上がります。スピーディーな展開になります。
反面、マカモーが現れたところに都合良くイブキが出てきた、とか、
たちばなから現場まで瞬間移動した、ような印象を受けます。

それと最後の響鬼がマカモーを倒す。というところ。
響鬼が他の鬼と強力して戦い、とどめを装甲響鬼が行う。か、装甲響鬼がひとりで倒す。
これも今回に関しては、アームド響鬼が圧倒的な力でマカモーをやっつけます。
受ける印象としては、アームドセイバー強い。アームド響鬼強い。をテンポよくイメージ付ける事ができます。
反面、他の鬼はなにやってたの?特に威吹鬼さん?と感じることもできます。

加えて物語のテンポを重視することで、お金をかけない番組作りにも繋がるように思います。
あくまでも画面から受ける印象からですが。
単純に探索とか移動といった独立したシーンをカットすれば、その為のロケーションが必要なくなります。
戦闘シーンも同時に登場する鬼を減らす事は、撮影の効率、人的拘束時間等、
コストを下げる要因になると思われます。
あきらやザンキさん、香須実さんが現場の画面にあまり映らなくなったこととも無関係ではないでしょう。

どちらがいいか?
これは好みの問題です。話のテンポが上がったことで展開がスピーディで良いと思うか、
まったりとした空気感の中で、丁寧に描かれた話が好きか。
戦闘シーンは、鬼中心でアクションが見たいから探索とか移動とかだるいよと思うか、
サポートの人達と協力してる感じがいいな、役にたってなくても。と感じるか。
それが、1年の途中で急に行われた為、混乱した方も多いと思いますが、
最初からどちらかの方向性を(ゆるやかな改変はあるにしても)最後まで行けば、行ければよかったのですが。

お金に関しては、正式な情報は出ていませんし、おもちゃの売り上げとか特に興味はありません。
画面から受ける印象として、チープになったなぁと思ったまでです。

どちらがいいか?
自分の場合、以前の空気感が好きでしたが、響鬼が嫌いになった訳ではありません。
テンポの違いであったり、チープな感じは慣れていくと思います。
ただ、番組を通して感じられたメッセージは最後まで貫かれる事を期待します。

さて、今週の響鬼さん。
アームド響鬼。止まってるとかっこよくない。動けばまぁまぁ。
普通のヒーローになっちゃいましたね。いや、シャア専用ガンダム・・・。
ドンドコのこと、時々でいいので思い出して下さい(泣)。
威吹鬼。毎回書いてる気がしますが、ガンバレ。
ザンキさん。相変わらず渋かっこいいなぁ。

アームドとかスーパーとか、当て字でいいので漢字がよかったな。


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